はまぐりの記録~映画とアニメと、時々雑記~

映画やアニメの感想をメインに、趣味とか興味のあることとかの雑記を目指します。

【映画】ウェディング・ハイ バカリズム脚本のドタバタ結婚式が面白い!感想や評価、映画レビュー

 

 

ウェディング・ハイ、映画レビュー

 

個人的にバカリズム脚本の映画がどれも好きで、Netflixのおすすめに出た本作を調べたら、この作品もバカリズム脚本と知り興味がわき視聴。

本作を調べた内容や感想・レビューをブログにまとめようと思いました。

 

 

作品概要

監  督:大九明子

脚  本:バカリズム

出  演:篠原涼子(中越真帆)

     中村倫也(石川彰人)

     関水渚(新田遥)

     岩田剛典(八代裕也)

上映時間:117分

公開日 :2022年3月12日

 

大九明子監督の「私をくいとめて」は主演ののんさんが凄い可愛いのと、独り言の多いコミュ障な感じのお話でかなり感情移入した作品の一つ。

本作はバカリズム脚本のオリジナルストーリーとの事だが、バカリズム脚本の他作品だと「架空OL日記」と、特に「地獄の花園」は馬鹿らしくて(誉め言葉)今でも強く記憶に残っている。

 

↓地獄の花園の感想を記事にしております。

hamaguri-san.hateblo.jp

 

公式サイト

movies.shochiku.co.jp

 

 

 

あらすじ

「今日、私たちは人生最高の日を迎えた」

ウェディングプランナーの中越(篠原涼子)は彰人(中村倫也)と遥(新田遥)の結婚式のプランニングを順調にしているが、結婚式当日になり式には参列者含めクセ者が多そう?

結婚式の最中に予定外のアクシデントの連続、(基本)人生一度の結婚式を満足いく形で果たせるのだろうか!?

 

映画の予告

www.youtube.com

 

動画配信サービス・サブスクの配信状況

filmarks.com

今時点では、Netflix、Hulu、U-NEXTで見放題配信しているみたいです。

 

※以降ネタバレあり

 

 

 

話がテンポよく進むコメディ映画

「まったく、どいつもこいつも!」

開始序盤からすぐ結婚式が始まってスムーズに話が進んでいく、からのクセ者達によるハプニングの連続!というコメディ感がすごく良い。

細かなところでクスリと笑いを取りにくるあたりもバカリズム脚本らしいと思った。

ただコメディなだけでなく結婚式らしい幸せで素敵な雰囲気が続くのも見ていて気持ちが良い。

あの時言っていた話がここで?!みたいにしっかり伏線が回収されていくのはさすがのバカリズム脚本で見ていて気持ちが良い!

 

結婚式の苦悩が面白い

「盛りだくさんですねぇ」

ブライダルフェアに行って、プランナーと話して、式場の見学、料理の試食と進めていく、、、職場に報告して、誰を呼ぶか呼ばないか等々、、、結婚式を挙げるまでの流れを笑える感じに見せているのが良い。

準備万端で迎えたはずの結婚式当日、無茶ぶりに苦い顔をしながら新郎新婦の願いをかなえようとするウェディングプランナーである主人公の姿にクスッとさせられる。

 

「よりどりみどりVS選択地獄」といった感じで男女の感覚の違いみたいなものを細かく表現するあたりが、バカリズム脚本らしいなと感じた。

・男側の適当さが夫婦のケンカの原因になっている

・結婚式の日取りは日程が近い方が安くなる

など、情報やデータを出してくる所も面白い。

 

結婚式当日を題材にしたドタバタ感

「え?もしかして、奪い返しに?」

どいつもこいつもクセが凄い、ウェディングプランナーの中越は今日もクセが凄いやつらにNOと言わず頑張っていく。

流れに身を任せる面倒くさがりな新郎、主人公気質な元カレ、結婚スピーチに命を賭ける上司等々出てくる奴がみんな馬鹿っぽく、その個々に焦点を当てつつストーリーが進んでいくの群像劇が良い。

いやいやそんな簡単に結婚式に乗り込むとか言うか?民事訴訟、慰謝料とか考えだしたりとか、なら行くなよ(笑)

バカリズムの事だから、これは伏線だろうなと思ったことはしっかり伏線に。

 

まとめ:全体を通してライトに笑える感じが良い

「お金のためでも名誉のためでもなく、もはや新郎新婦のためでもない!」

くせ者参列者一人ひとりにフォーカスしていくドタバタ群像劇→話が繋がっていくという、しっかり流れが考えられている楽しい作品で、流石のバカリズム脚本だと感じた。

作品全体でバカらしさと軽さがひたすら続いていく、細かなところでつなげてクスッとさせてくる。

軽い気持ちで楽しく見られる作品なのでおすすめだと思いましたm(__)m

 

 

いや向井理、そんなキャラなんかい!!