【映画】ヴィーガンズハム 肉屋VS菜食主義者のブラックユーモアたっぷりの映画！感想・映画レビュー

食欲をそそらない、肉がテーマの映画。

凄い映画だと聞いていたので気になり視聴。

作品概要

原　　題：Barbaque（英題：Some Like It Rare）

監　　督：ファブリス・エブエ

出　　演：マリナ・フォイス（ソフィア・パスカル）

　　　　　ファブリス・エブエ（ヴァンサン・パスカル）

上映時間：87分

公開日　：2022年10月21日

肉屋の旦那で出演しているのが監督だったのか、調べて初めて知った。

原題がバーベキュー､､､面白い原題だと思った。

あらすじ

「ヴィーガン野郎も一撃だ」

「騙されたと思って、、、いいから食べて」

寂れた肉屋を営んでいる冷めきった夫婦。旦那は職人気質で客を待たせても肉には手は抜けない。

そんなある日、過激派ヴィーガンに嫌がらせをされてしまうのだが、その過激派ヴィーガンの一人を見つけ、手に掛けてしまい。

隠ぺいするために処理したヴィーガンの肉を間違えて売ってしまったところ、意外にも好評で｡｡｡

映画の予告

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※以降ネタバレあり

軽快な音楽に乗せてガッツリハードな描写がある

「マッチョ、マッチョメン！」

肉の解体シーンや人狩りのシーンではコミカルだったり軽快な音楽が流れるのが笑える。

段々狩りに慣れていく夫婦がものすごくホラーだが、野生動物の映像や音楽で和ませてくるのもシュール。

主にヴィーガンをテーマにしたブラックジョークが凄い

「Vパワー！」

出てくるヴィーガンの発言が凄い尖っていて、嫌な気持ちになるシーンが多い。

肉屋の夫婦の気持ちが少しわかる感じがした、、、狩りはいけないが。

初めはモヤっとした娘のヴィーガン彼氏も意外とまともな姿を後半見せてきたり、過激な人だけじゃないのもわかる。

ヴィーガンネタ以外のジョークもなかなか酷い

「でもたくさんの人間を焼いた」

コメディらしく全体的に軽いバカっぽい雰囲気がずっと続く、片っ端から笑いがブラックに感じる。

金の話ばかりする人、人種差別ばかりする人などヴィーガン以外の要素でもハード目な笑いを入れてくる。

最後の一言の意味は？

「ウィニー、、、」

最後の一言は色々な意味が含まれているように感じた。

・美味しかったからもう一度食べたかった

・あいつを手に掛けてしまったのを後悔している

・あいつのせいでバレてしまった

という風に個人的には読み取れたのだが、全部含まれていたのか。

嫁の見ているテレビ番組が上手に使われているのが秀逸。

犬は肉の味を覚えるのかな、だから最後のシーンであそこをかじったのかな。

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