ここ数年クレヨンしんちゃんは必ず映画館で見ていて、今年は3DCG?
しんちゃんの顔とかどう表現するのか?とか気になり今年も早速映画館で視聴したので、感想等をブログにまとめました。
- 作品概要
- あらすじ
- 動画配信サービス・サブスクの配信状況
- ※以降ネタバレあり
- 3DCGでしんちゃん達がグリグリ動くアクションが良い!
- さすがのしんちゃんらしいおバカらしさが良い
- パロディ、オマージュが細かく出てくる
- あまり大人受けしない印象のあるテーマ性
- まとめ
作品概要
監 督:大根仁
ならはしみき(野原みさえ)
森川智之(野原ひろし)
松坂桃李(非理谷充)
上映時間:94分
公開日 :2023年8月4日
大根仁監督は「モテキ」や「バクマン。」、「SCOOP!」の監督なのか、幅広い印象があり個人的に同じ監督とは思わなかった。
どの作品も印象に残ってるけど、大根監督のしんちゃんはいかに。。。
非理谷の声優、松坂桃李なのか、、、違和感なくて全然気づかなかった。
上映時間94分なのか、思ったより長く感じたかも。
↓大根仁監督のバクマン。のレビューをブログにまとめております。
公式サイト
あらすじ
予言書にあった白と黒の光が地球に降ってきて、その白い光にぶつかって超能力に目覚めたしんちゃん(小林由美子)。
もう一つの黒い光にぶつかった陰キャで後ろ向きな非理谷充(松坂桃李)は、その力を使って世の中に復讐しようとする。
↓公式HPより本編予告
動画配信サービス・サブスクの配信状況
↑今時点で最新作だから当然サブスク配信はしていない。
過去作はタイミング次第でサブスク配信されていたりするので、たまに見直したりしている。
※以降ネタバレあり
3DCGでしんちゃん達がグリグリ動くアクションが良い!
序盤のしんちゃんとみさえのチェイスシーンから中盤の超能力を使ったアクションなど、普段のクレヨンしんちゃんでは見られない、角度を変えながらグリグリ動くのは一見の価値があると思うと感じた。
終盤のカンタムロボが戦うバトルシーンはガンダム感を強く感じてとても熱い。
ファンネルみたいに手巻き寿司を飛ばしあうシーンはミサイルをかいくぐる板野サーカスっぽさが印象的。
ふと感じたのが全体を通してアクションのスピード感がゆっくり目な印象、もしかしたら子供が楽しみやすいように全体的にスピードを抑えていたのかな、と感じた。
さすがのしんちゃんらしいおバカらしさが良い
テレポートの移動先とか、投球シーンのフォームの美しさとか、流石しんちゃんの映画らしくテンポ良く笑えるシーンが多い。
映画館内でもしばしば子供たちの笑い声があがっていたので、子供ってこういうのすきだよなーと感じた。
ただ途中で出てくるフカキョンの歌は子供もわかるのか?!とは思った。
パロディ、オマージュが細かく出てくる
まきざんまい!と言いながら手巻きずしが飛んでいくシーンや、ガンダムのセリフみたいなのを使ったり、ふふっと笑えるシーンが多かった。
焼き鳥の串のシーンはウルヴァリン?敵はAKIRA?しんちゃん兄妹の力を合わせて守るシーンはガンダムUCのパロディ?なんて考えながら見ていた。
エンディングが原作漫画をイメージした作りになっていて凄く良い、大根監督の作品「バクマン。」でも同じようなエンディングだったのを思い出した。
あまり大人受けしない印象のあるテーマ性
クレヨンしんちゃんは子供でもシンプルに楽しめる反面、大人が見ても考えさせられるようなテーマがある作りになっているものが多い。
今回は世界情勢や不況、高齢化社会やSNS批判、未来の世代へのツケとか社会に対する不安や、不遇な環境やいじめ等を話題に出しているが、出されたテーマが深掘りされず取ってつけたような印象を受けた。
まとめ
色々とまとめて見た結果、個人的な感想としては、
・しんちゃんが3DCGとしてグリグリ動くのは新感覚で特に序盤と終盤は一見の価値がある
・子供が楽しめる感じの全体を通したおバカらしさは良い
・取ってつけたような社会情勢等については大人が楽しめるような深いメッセージ性などは感じずらかった
と感じました。
深く考えずにふわ~っと見たら結構楽しめたので、ご興味のある方はぜひ見てみてはいかがでしょうかm(__)m