原作がDEATH NOTEと同じタッグで、原作漫画がジャンプで連載してた時に凄い話題性があったと記憶!
原作の漫画は途中まで読んだかな、と朧げな記憶。
映画は一度視聴済みだけど、久々の視聴!
作品概要
監 督:大根仁
原 作:大場つぐみ
出 演:佐藤健
上映時間:120分
公開日 :2015年10月3日
監督の大根仁さんは「モテキ」もやってるんだ!あの映画めっちゃ好き!!
公式サイトは見当たらなかった、、、
映画公開当時に神木隆之介と佐藤健の配役逆だろ!とか話題になったのが印象に残っている( ゚Д゚)
主題歌の新宝島がサカナクションだけど劇中の音楽も担当しているとの事、確かに漫画を描いていくシーンなどの作中の音楽にサカナクション感?をちょっと感じたかも!!
あらすじ ※以降ネタバレあり
「俺と組んで漫画家になってくれ」
絵を描くサイコー(佐藤健)と物語を作るシュージン(神木隆之介)が原作・作画を分けて漫画を作りジャンプに持ち込む!
賞で入賞したり、同じ漫画家を目指す同士が増えていく中で同世代の天才漫画家の新妻エイジ(染谷将太)と出会って。。。
↓Netflixに映画の予告編があった。
↑今時点ではNetflixでもAmazonプライムでも無料見放題はやってなかった。。。
漫画家がモチーフの映画なだけに、エフェクト?演出?がクリエイティブというか、映像が凝っている印象!
漫画の執筆シーンなどでは撮影にプロジェクションマッピングを活用しているとのこと、気にしながら見てるとめちゃくちゃクリエイティブな感じが出てて格好いい!!
特にバトルシーン(?)は激熱!漫画風の表現が凄く刺激的!!
↓知らなかった。。。
漫画ができるまでの流れが描かれる
「漫画はむずい」
漫画が描かれていく流れ、漫画を出版社へ持ち込む流れ、漫画を書くための道具についてなどが描かれていて、実際もこんな感じなのかな~なんて興味深く見られた。
連載が始められても「アンケート至上主義」によって打ち切られたり、次の連来作品を決めていく編集部内の仕組み何かも出てくるのが面白い。
作品を作り出す苦悩と喜び
「漫画描くのってすげぇ大変だな」
漫画家をしていた叔父さんが苦労をしていたことを知っていたサイコー、漫画家にはかなりネガティブな印象を持っている。
でもそんな中でシュージンと二人三脚で漫画を描きだして、漫画を描く苦悩を実感しつつも達成感を感じていく。
天才と凡人
天才の新妻エイジの存在感が他のキャラクターと比べると異質さが凄い!一方サイコーとシュージンは実力もあり、周りに認められている中でも試行錯誤をして少しずつ進んでいく。
こういった「ゼロからモノを作っていく」業界での天才は無敵感がすさまじい。
天才に打ちひしがれながらも立ち向かっていく主人公達にとても燃える!!
「天才じゃない俺たちは、邪道で勝負するんだ」
二人は「王道」に寄せるのではなく自分達らしさを活かした戦い方を始める。
自分達らしい漫画を描くというのに苦労する二人は、何も作れない自分としてはそうやって悩めるのがうらやましいとも感じた。
「これは俺の漫画だ」
新妻エイジのある行動にサイコーが涙したシーンがめちゃくちゃ熱い!
そうだよね、自分の作品を一番わかっているのは自分にきまってるから。。。
限られた時間で戦う、週刊連載。
初めての週刊連載の大変さが二人に染みてくる、現役高校生と二足の草鞋を履く二人には限界が近づいてきて、しかしそれでもアンケートの順位が下がっていき。。。
苦悩と達成感
自分は何も創造活動が全然できないので、クリエイターの苦悩も達成感も、全部がうらやましい。
天才も、凡才でも、自分たちが世に出したものがお金を払って買われて、みんなの話題になって、楽しまれていることは凄い事だと思う(`・ω・´)
エンドロールまで洒落てる
制作、プロデューサー、照明、美術etc...
制作に携わった人たちがエンドロールで凝った演出されてるのが良いね!