噂で面白いと聞いていた、「アイの歌声を聴かせて」を視聴。
AIが出てくるんだよね、自分は「イヴの時間」が大好きで、テーマとかに似た空気感があるかなと思い興味は前からあったのだが、まだ見ていなかった!!
ChatGPTとかのAIが今話題を集めているし、そういった意味でも気になる作品だった。
↓Filmarksも更新してたりしておりますm(__)m
作品概要
監 督:吉浦康裕
上映時間:108分
制 作:J.C.STAFF
公 開:2021年
制作のJ.C.STAFFって、劇場版このすばを作った所だ!
監督、イヴの時間の人なのか!知らずに見ていた。。。
あらすじ ※ネタバレあり注意
「このテストが成功すれば、シオンは歴史に残るAIになる」
学校に来た転校生シオンはお母さんが作ったAI?
サトミ、シオンが周りにAIとバレるとお母さんのためにならない。
バレなかったことにして生活を進める?!なお話。
作中の世界観は今よりもっと未来な感じで、家はAI?で超便利に、田舎っぽい雰囲気もありつつ未来を予感する雰囲気の社会!な感じが凄く魅力的。
バスは自動運転、そこら中監視されてる、近未来な雰囲気が凄い良い反面、監視社会とか弊害があるのではと考えさせられるような感じがした( ゚Д゚)
「サトミ! 今幸せ?」
なぜかサトミを知っているシオン。
なぜサトミがムーンプリンセスが好きなのを知っているのか。
急に歌いだすシオン、まるでミュージカルな感じ!?
始めは???と感じたけど、話が進むにつれて、なるほど、な感じ。
でもシオンの暴走は止まらない、サトミを幸せにするために自分なりの考えを試していく。
その行動が周囲の関係や状況を少しずつ良い方向に変えていく…
「幸せになるためだったら何でもするよね?」
大切な人のためにあるイベントを仕掛けるシオン。
予定にない行動を取った事をAIの暴走と見るとすごく危険な印象を受ける。
AIの勘違いのようなものなのか、人間の機微が伝わらないというか…
ガッツリ感情移入しているからだけど、人間側がAIの機微とかニュアンスみたいなものを感じ取れていない、というのもあるのかなーなんて素人ながら思った。
トウマのシオンへの依頼の仕方「だったら君は教室に戻るべきだ」はAIとの対話に関する形だと思った。
最近仕事でChatGPTを少し使ったりすることがあるのだけど、その時の感覚(AIにはしっかり細かく伝えないと伝わらない)に近い印象を受けた。
「サトミ イマ シアワセ?」
実は昔に出会っていた、サトミとシオン。
話の中からAIの自己進化(管理できない発展)の危険性、は何となくわかる気がするけど。
でもこの再会はロマンティックだな( ゚Д゚)
「シオンは今、幸せ?」
「シオン自身はどうなんだろう」
AIが人を理解できるのか、の反対に人がAIを理解できるのかという事なのかな、なんて思った( ゚Д゚)
AIと人間の親和はこういったところから始まるのかなぁ、、、なんて気持ちになった今日この頃。